シドニー大学を観光|行き方・見どころとホグワーツ魔法学校のような歴史的校舎
シドニー大学(The University of Sydney)は、砂岩の歴史的校舎がホグワーツのように見える場所です。市内からバスで向かい、キャンパスを歩いた様子を写真で紹介します。
ホテル近くのバス停から440番バスでシドニー大学へ
シドニー大学は1850年に設立された、オーストラリア最古の大学です。僕らが訪れたのは2026年4月15日でした。
宿泊していたプルマン シドニー ハイドパークから歩き、オックスフォード・ストリート/ブリスベン・ストリート(Oxford St at Brisbane St)のバス停へ向かいました。
バス停の表示には、セントラル、ベルモア・パーク、サーキュラー・キーなどの行き先が書かれていました。シドニーの路線バスは同じ停留所を複数の系統が使うため、到着したバスの番号と行き先を見てから乗ります。
僕らが乗ったのは、セントラル経由でロゼル方面へ向かう440番バスでした。交通系ICカードを用意しなくても、対応するクレジットカードやスマートフォンを乗車時と降車時にタッチして利用できます。
車窓からセントラル駅の時計塔を見ながら市内を進み、ビクトリア・パーク(Victoria Park)近くで降りました。乗る場所や時間帯によって便利な系統は変わるため、当日は地図アプリで現在地からの経路を確認するのが確実です。
バスを降りたあと、池のあるビクトリア・パークを歩きました。道路沿いをそのまま進むより緑が多く、大学へ向かう途中の散歩としても気持ちのよい場所です。
公園を西へ抜けると、シティ・ロードの向こうにシドニー大学のキャンパスがあります。木々の間から砂岩の校舎が見え始め、街中の移動から大学見学へ景色が切り替わりました。
シドニー大学への行き方・アクセス
観光で訪れるなら、キャンパーダウン/ダーリントン・キャンパス(Camperdown/Darlington Campus)のメイン・クアドラングル(Main Quadrangle)を目的地にすると、歴史的な校舎へ向かえます。
主な入口はパラマタ・ロードとシティ・ロード側です。
- バス:レイルウェイ・スクエアや市内各所から、パラマタ・ロードまたはシティ・ロード沿いの停留所へ向かう
- 電車:レッドファーン駅から徒歩約10分。セントラル駅からはシティ・ロード経由で徒歩約15分
- 徒歩:セントラル駅周辺からブロードウェイ、ビクトリア・パークを通って向かう
- タクシー・配車サービス:行き先を「University Place, Camperdown」またはメイン・クアドラングルと伝える
キャンパス内の駐車場は限られ、有料です。市内観光の途中に立ち寄るなら、バスか電車で向かう方が予定を組みやすいと思います。シドニー大学の位置は、Googleマップから確認できます。
僕らが泊まったホテルは、オックスフォード・ストリートのバス停へ歩ける場所にありました。客室、バスタブ、屋上プール、ハイドパーク周辺の観光については宿泊記で紹介しています。
バスの系統や停留所は工事、曜日、時間帯で変わる場合があります。ホテルから向かう人は、出発時に現在地からの経路を検索し、降車後はビクトリア・パークまたはシティ・ロードを目印にしてください。
ビクトリア・パークを抜けてメイン・クアドラングルへ
シティ・ロードを渡ってキャンパスへ入ると、メイン・クアドラングルへ続くユニバーシティ・プレイス(University Place)が伸びています。正面の時計塔を見ながら坂を上る道が、シドニー大学らしい最初の景色でした。
道の先へ進むにつれて、中央の時計塔、左右に続く砂岩の建物、右手のグレート・ホール(Great Hall)が一つの大きな校舎として見えてきます。校舎前の芝生では、学生や観光客が休んでいました。
僕らが見学していると、学生らしいガイドと一緒にキャンパスを歩く小さなグループを見かけました。そのときは何だろうと思っていましたが、GetYourGuideのシドニー大学学生によるウォーキングツアーの参加者でした。
現役学生の話を聞きながらクアドラングルや図書館などを歩くツアーで、案内言語は英語と中国語です。
英語が得意な人や勉強中の人なら、建物を眺めるだけでは分からない大学の歴史やキャンパス生活まで聞けます。対応言語と訪問先は予約時に確認してください。
設立後、メイン・クアドラングルの設計は1854年に始まり、グレート・ホールは1859年に開かれました。
建物全体は一度に完成したのではなく、クアドラングルが現在の形になったのは1966年です。
時計塔を縦に見上げると、窓枠や尖塔の細かな装飾までよく分かります。新しいビルが並ぶシドニーの中心部からバスで来たあとだったので、同じ街の中とは思えない景色でした。
アーチをくぐると、外の道路からは見えなかった中庭へ入れます。四方を砂岩の回廊に囲まれ、中央には芝生が広がっていました。観光施設として造られた場所ではなく、現在も大学生活の一部として使われています。
回廊側から時計塔を見ると、アーチが額縁のように重なります。正面の芝生から全体を見る写真とは雰囲気が変わるため、中庭へ入ったら一度振り返って見るのもおすすめです。
ハリー・ポッターのホグワーツ魔法学校のように見えた校舎
シドニー大学は、ハリー・ポッターシリーズの映画ロケ地ではありません。ただ、大学自身もメイン・クアドラングルがホグワーツと比較される場所として紹介しており、僕らも回廊を歩くと魔法学校のように感じました。
砂岩の尖頭アーチ、張り出した窓、急な屋根が重なるゴシック・リバイバル様式の建物です。
イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学を思わせる造りですが、使われている砂岩の色はシドニーらしく、日差しの向きで明るさが変わりました。
中庭には大きな木もあり、建物の近くまで行くと緑と砂岩が一緒に見えます。映画のセットのように整いすぎているのではなく、学生が通り抜ける普段のキャンパスの中に歴史的建築が残っていました。
クアドラングルだけで戻らず周辺を歩くと、庭に囲まれた別の砂岩校舎も見られます。同じキャンパス内でも窓の形や外壁の装飾が違い、建物を見ながら歩くだけでも時間が過ぎました。
建物の角や窓の上まで彫刻が続き、遠くから全体を見るときとは違う発見があります。細部を見たい人は、メイン・クアドラングルの正面だけでなく、側面の通路まで歩いてみてください。
回廊は日陰になっていて、強い日差しの日でも立ち止まって建物を眺められました。柱の間から中庭を見ると、外から見た重厚な校舎よりも静かな印象です。
壁の高い場所には、動物のような顔をしたガーゴイルもあります。ステンドグラスや尖塔だけでなく、少し変わった彫刻を探すと、ホグワーツを歩くような楽しさが増えました。
外から見た講義室と校舎のステンドグラス
僕らが訪れた日は講義室へ入ることはできず、開いていた扉の外から室内の木の梁や長机を撮影しました。
一方、校舎の階段は上まで歩くことができ、ステンドグラスや砂岩の装飾を近くで見られました。見学できる範囲は日によって異なるため、当日の表示に従いましょう。
扉の外から見ると、木の梁がある室内に、段差に沿って長机と椅子が並んでいました。中へ入らなくても、大学で使われている部屋に歴史的な意匠が残っていることが分かります。
「The University of Sydney」の文字は、大学を訪れた記念に撮りたい定番スポットです。シドニー大学の入学式に参加した気分で、一枚撮ってみましょう(笑)。
階段の上から見ると、ステンドグラスから差し込んだ光が砂岩の壁を照らしていました。教会ではなく大学の校舎ですが、窓やアーチの造りまで重厚です。
別の階段では、色のある壁と曲線を描く手すりの組み合わせが印象に残りました。階段を上りながら、踊り場や窓の装飾も見られます。
縦に見上げると、階段、尖ったアーチ、ステンドグラスが一枚に収まります。ロケ地ではなくても、ホグワーツを思わせた理由は、正面の時計塔だけでなく、校舎内で見た細かな装飾にもありました。
歴史的建築だけではない現在のシドニー大学
キャンパスには歴史的校舎だけでなく、学生が昼食を買う場所や新しい建物もあります。クアドラングルだけを撮影して帰るより、周辺まで歩くと大学の日常も見えました。
僕らが歩いた時間には、キャンパス内にフードトラックが出ていました。営業日や店は変わると思いますが、学生が行き交う場所で休憩しながら、観光地とは違う雰囲気を味わえます。
新しい校舎には大学のロゴが大きく掲げられていました。砂岩の時計塔を見たあとに現代的な建物まで歩くと、シドニー大学が歴史的名所であると同時に、現在の学生が学ぶ大きな大学だと実感します。
キャンパスは広く、建物をすべて見ようとすると時間がかかります。初めてなら、ビクトリア・パークからメイン・クアドラングルへ入り、中庭と周辺の校舎を一時間ほど歩く行程でも十分楽しめました。
シドニー大学の見学前に知っておきたいこと
- 訪問日
- 2026年4月15日
- 主な見どころ
- メイン・クアドラングル、グレート・ホール、中庭、回廊、砂岩建築
- 入場料
- 屋外のキャンパス見学は入場券不要
- 見学時間の目安
- 外観と中庭を中心に約1時間
大学は観光客も訪れられますが、授業や研究が最優先です。建物内部へ入れる範囲、写真撮影、立入禁止の表示は当日の案内に従い、学生や職員の顔が大きく写らないよう配慮します。
グレート・ホールやクアドラングルでは卒業式や大学行事が行われ、入れない日もあります。外観を見るだけでも建物の大きさと細かな装飾は分かるため、閉まっている場合は中庭や周辺の砂岩校舎を歩いてみてください。
見学後はキャンパスからレッドファーン駅まで歩き、電車でハーバーブリッジを渡りました。ミルソンズ・ポイント駅で降り、橋の真下から対岸のオペラハウスを眺めています。
よくある質問(FAQ)
観光客でもシドニー大学を見学できますか?
観光客もキャンパスの屋外や歴史的建築を見学できます。大学は授業や行事が行われる場所なので、建物内部へ入れる範囲は当日の案内に従ってください。
シドニー大学の見学に入場料はかかりますか?
キャンパスを歩き、メイン・クアドラングルなどの外観を見るだけなら入場券は必要ありません。ガイドツアー、博物館の企画、イベントは別に予約や料金が必要な場合があります。
シドニー大学はハリー・ポッターのロケ地ですか?
シドニー大学はハリー・ポッター映画のロケ地ではありません。ただし、砂岩の回廊や時計塔、ステンドグラスがあるメイン・クアドラングルは、ホグワーツのようだとよく比較されています。
シドニー大学の最寄り駅はどこですか?
レッドファーン駅からキャンパスまで徒歩約10分です。セントラル駅からもシティ・ロードを通って徒歩約15分で、レイルウェイ・スクエアからバスで向かう方法もあります。
まとめ
シドニー大学は、ビクトリア・パークの散歩と合わせて訪れられるシドニーの見どころでした。メイン・クアドラングルの時計塔、中庭、砂岩の回廊は、ハリー・ポッターのロケ地ではなくてもホグワーツのような雰囲気があります。
僕らはホテル近くから440番バスで向かいましたが、レッドファーン駅やセントラル駅から歩く方法もあります。外観を見るだけなら入場券は必要ないので、学生や授業へ配慮しながら、歴史的校舎と現在のキャンパスを歩いてみてください。