シドニー王立植物園を観光|行き方・入場料と見どころを巡る旅行記
シドニー王立植物園は、街の中心で大木と芝生、港の景色を楽しめる庭園です。園内を歩き、芝生で休んでいると、海を望む結婚式にも出会いました。
シドニー王立植物園は入場無料の庭園
シドニー王立植物園(Royal Botanic Garden Sydney)を訪れたのは2026年4月17日です。ニューサウスウェールズ州立図書館を見学した同じ日に、マッコーリー・ストリート側から歩いて園内へ入りました。
一般入園は無料で、僕らが訪れた4月は7:00から18:00まで開いていました。閉園時刻は日没に合わせて季節ごとに変わるため、夕方に行く場合は旅行日の時間を確認してください。
- 名称
- シドニー王立植物園
- 英語名
- Royal Botanic Garden Sydney
- 住所
- Mrs Macquaries Road, Sydney NSW 2000
- 一般入園料
- 無料
- 開園時間
- 通常7:00〜日没
- 観光時間の目安
- 約1〜2時間
入口は一か所ではありません。園内の案内板には、シドニー・オペラハウス、ガバメント・ハウス、ザ・カリックスなどの方向が書かれていました。
目的地を一つに決めて急ぐより、案内板を見ながら木陰や港側へ寄り道する方が、この庭園らしい時間を過ごせました。
1816年に開園したオーストラリア最古の植物園
シドニー王立植物園は1816年に設立され、オーストラリア最古の植物園として知られています。ヨーロッパからの入植後には近くに農場が造られ、のちに植物の研究と収集を行う庭園になりました。
ただし、この土地の歴史は1816年から始まったわけではありません。シドニー湾のワラネ(Warrane)周辺は、ガディガルの人々が長く暮らしてきた土地です。園内には先住民と植物の関わりや、最初期の農場を伝える場所もあります。
歩いていると、幹の太さや枝の広がりに驚く木が次々に現れます。植物園の長い時間を、説明板より先に木そのものから感じました。
大きな木と花を眺めながら園内を歩く
園路は芝生の間を緩やかに通り、街中にいることを忘れるほど緑が続きます。高層ビルが木々の向こうに見える場所では、自然と市街地が同じ景色に収まっていました。
花壇には鮮やかな花が咲き、足元には野鳥も歩いています。園内を横切るだけでも景色は楽しめますが、木の形や花を見ながら歩くと、いつの間にか滞在時間が延びていました。
黄色い花の後ろに濃い赤色の花が並ぶ花壇もありました。広い芝生だけでなく、歩く場所ごとに色の組み合わせが変わるため、花壇の前でも何度も足を止めます。
芝生ではオーストラリアクロトキも餌を探していました。くちばしが長く、観光客のすぐ近くまで来ますが、食べ物は与えずに離れて眺めます。
さらに港側へ進むと、根元から何本もの幹が立ち上がる大木がありました。大きさを比べるように人がそばを歩き、植物園の中でも特に足を止めた景色です。
強い日差しの日でも大木の下には木陰があります。ベンチだけでなく、芝生へ座って休んでいる人が多いのも印象に残りました。
港を望む芝生で結婚式に出会う
ファーム・コーブ側の芝生まで歩くと、ちょうど結婚式が始まるところでした。新婦がお父さんと腕を組み、木々の間から会場へ歩いてくる場面に出会います。
海を背に白い椅子と花が並び、式ではバイオリンの生演奏が行われていました。港と木々に囲まれた会場に音楽が重なり、通りかかった僕らにも穏やかな音が届きます。
僕らは式場から離れた場所で芝生にゴロンと横になり、30分ほど、もしかするとそれ以上のんびり過ごしました。海と空を眺めながら体を休められたのは、歩く時間が長かったシドニー観光の中でも気持ちのよい休憩でした。
観光地を次々に回る日でも、予定を止めて休める時間があると疲れ方が変わります。偶然出会った結婚式の穏やかな雰囲気も重なり、シドニー滞在の中でよく覚えている休憩になりました。
園内の芝生は結婚式やイベントで予約されている場合があります。区切られた会場へ近づかず、周囲の表示を見ながら一般の芝生で休みました。
ファーム・コーブからシドニー湾を眺める
港側の園路へ出ると、ファーム・コーブ(Farm Cove)の水面と対岸の街並みが見えます。芝生の先にはドーム形の小さな建物が立ち、庭園らしい景色の向こうを船が行き来していました。
フェリーが発着する様子や野鳥を眺めているだけでも飽きません。街歩きの途中で海辺へ出られることが、シドニー王立植物園の大きな魅力でした。
僕らが歩いた日は、沖にオーストラリア海軍の大きな艦艇も見えました。小さなフェリーと並ぶと船体の大きさが際立ち、庭園の中から眺めるシドニー湾にも次々と違う景色が現れます。
園路を北へ進むと、木々の間からシドニー・オペラハウスが見えてきます。庭園とオペラハウスを同じ日に回るなら、そのまま海沿いを歩いて移動できます。
植物園を出たあとは、オペラハウス前の遊歩道まで歩きました。大木の下で休んだ静かな時間から、観光客でにぎわう港へ景色が変わります。僕らはそのままシドニー・オペラハウスの日本語ガイドツアーに参加しました。
庭園からオペラハウスへ向かう方向なら下りが中心です。反対にオペラハウス側から園内へ入る場合は坂を上る場所もあるため、歩きやすい靴が向いています。
ニューサウスウェールズ州立図書館から歩く
僕らはニューサウスウェールズ州立図書館を見学したあと、マッコーリー・ストリートを歩いて植物園へ向かいました。図書館の近くから庭園の木々が見え、通りの先にはエドワード7世の騎馬像が立っています。
騎馬像のある交差点を越えると、城のような外観のシドニー音楽院(Sydney Conservatorium of Music)が見えてきました。音楽院の前を通り、庭園の西側から園内へ入ります。
音楽院の外壁には小さな尖頭アーチ形の窓があり、そのそばではアロエの黄色い花が咲いていました。城のような建物全体だけでなく、入口周辺の植物や細かな意匠も眺めながら歩きます。
州立図書館では美しいミッチェル図書館の閲覧室や無料展示を見学しました。歴史ある公共建築から緑の多い庭園へ歩いて移れるため、同じ日に組み合わせると街と自然の両方を楽しめます。
園内を進むと、ガバメント・ハウス(Government House)の門もありました。建物周辺は行事などで入れる範囲が変わるため、僕らは門の前から外観を眺め、そのまま港側へ向かいます。
図書館から庭園の入口までは近いものの、園内は広く、港側やオペラハウスまで歩くと距離があります。僕らは芝生で休む時間も含め、急がず午後の散策として回りました。
シドニー王立植物園への行き方・アクセス
シドニー王立植物園は広く、使う入口によって近い駅が変わります。オペラハウスと一緒に観光するならサーキュラー・キー駅、市街地側から入るならマーティン・プレイス駅やセント・ジェームズ駅が候補です。
- サーキュラー・キー駅:オペラハウスを経由して港側の入口へ向かう
- マーティン・プレイス駅:マッコーリー・ストリート側の入口へ歩く
- セント・ジェームズ駅:ハイドパークとマッコーリー・ストリートを通って向かう
- バス:マッコーリー・ストリート周辺で降り、最寄りの入口へ歩く
庭園の位置は、Googleマップから確認できます。待ち合わせをする場合は、庭園名だけでなく入口や園内の目的地まで決めておくと迷いません。
英語ガイドで植物園とシドニー中心部を歩くツアーもある
僕らのように州立図書館から歩き、植物園とオペラハウスを自分たちで回ることもできます。一方、建物や街の歴史を聞きながら主要な見どころをまとめて歩きたい人には、ガイド付きツアーもあります。
GetYourGuideのオペラハウス、ハーバーブリッジ、ザ・ロックスのガイド付きツアーは、シドニー王立植物園も行程に含まれています。案内は英語なので、英語で街の説明を聞きたい人や、中心部の観光地を一度に歩きたい人向けです。
参加する場合は、集合場所、歩く距離、当日の訪問先を予約画面で確認してください。自分で園内をのんびり歩きたい場合は、ツアーとは別に植物園で休む時間を取るのもよさそうです。
GetYourGuideで詳細を見るよくある質問(FAQ)
シドニー王立植物園の入場料はいくらですか?
一般入園は無料です。園内で開催される一部の展示やイベントは有料になる場合があります。
シドニー王立植物園の開園時間は何時ですか?
通常は毎日7:00に開園し、日没に合わせて閉園します。僕らが訪れた4月の閉園時刻は18:00でした。季節で変わるため、旅行前に確認してください。
シドニー王立植物園の最寄り駅はどこですか?
向かう入口によって、マーティン・プレイス駅、セント・ジェームズ駅、サーキュラー・キー駅を使い分けられます。オペラハウスと一緒に歩くならサーキュラー・キー駅が便利です。
シドニー王立植物園の観光時間はどのくらい必要ですか?
主な園路と港側を歩くなら1〜2時間が目安です。僕らは途中の芝生でも30分以上休んだため、時間に余裕を持って訪れました。
まとめ
シドニー王立植物園は、大木や花を眺めながら歩き、芝生で横になって休める街中の庭園でした。海を望む結婚式に出会い、予定を止めてのんびり過ごした時間も旅の思い出になっています。
一般入園は無料で、ニューサウスウェールズ州立図書館、オペラハウス、サーキュラー・キーと徒歩で組み合わせられます。観光地を回るだけでなく、シドニー湾のそばで休む時間も取りたい日に向く場所です。